INTERVIEW 社員インタビュー
フィルム製造
2020年入社
化成品部 製造3課
吉川 望納
インフレーションフィルムの立ち上げ(溶融した樹脂を風船状にしてフィルムにする作業)や梱包、機械の分解清掃などフィルム製造工程全般に携わる。若手社員の着眼点で、現場に新たな風を吹き込んでいる。
-
先輩の励ましとサポートのおかげで自信を持てるようになった。
Q. 入社時の様子を教えてください。現場の仕事はみんなで協力しながらやる作業が多いので、入社当時は小柄な自分が体力のある男性ばかりの職場で同じ作業に参加することに戸惑いもありました。例えば、製品の梱包。誰かが一人でやっていれば、本来なら自分から協力してサポートに入らなければならないのですが、男性なら手で持ってできる作業も自分だと台車が必要だし時間もかかる。元々人見知りな性格もあって遠慮してしまうこともありました。しばらく悩んでいましたが、先輩が「気にしなくていいよ、台車でいいんだよ」と言ってくれて、少しずつ仕事に慣れていくことができました。
-
できない時はやり直しながら、落ち着いて学ぶことができた。
Q. トレーニング期間はどうでしたか?入社後は1年間のOJTトレーニングがありました。最初は先輩に付いてもらって一緒に作業し、慣れてきたところで一人でやってみて、分からないところがあればまた先輩と確認する、という感じで作業を覚えていきました。先輩は教えるのが上手で難しい部分のコツなども教えてくれました。トレーニング中は自分の教育だけに集中して時間をとってもらっていたので、「ゆっくりやればいいよ」と言ってもらい落ち着いて作業を覚えることができました。実際にフィルムの通し作業は難しかったので、何度もやり直して丁寧に教えていただきました。
-
常に改善。ダイバーシティな職場作りに挑戦し続ける。
Q. ダイバーシティへの取組みについて教えてください。私が小柄なので、身長差や体力差でできないことはたくさんありましたが、会社がダイバーシティに取り組むなかで、設備等で改善しながら一つ一つできるようになりました。例えば、身長の届かない所に物を持ち上げる作業なら踏み台を設置したり、持ち上げる台を昇降可能なものに変えて高さを調整できるようにする。腕力のある人なら手で動かすことができる重量物も、滑らせて少ない力で移動できるようにする。一斗缶から液体を投入する作業では、持ち上げること自体をしなくてもいいようにホースで吸い上げる仕組みに変えてもらいました。今ではやりにくい作業があれば自分から意見を言うこともあるし、逆に「これはできそうだな」と思った作業は自分から挑戦させてもらっています。
-
負けず嫌いな姿勢で。チームに必要不可欠な存在になる。
Q. 今後、挑戦したいことを教えてください。仕事は難しいこともありますが、できた時の達成感があって続けることができています。他の人ができているのに、自分にはできない作業があると諦めたくないので、意外と負けず嫌いなのかもしれません。一つ一つできることが増えて自分の成長を実感したり、周りの先輩からも認めてもらえることがやりがいになっています。今後は、責任のある仕事にも挑戦してチームになくてはならない存在になります!