わたしたちの取組み
SAFETY
INITIATIVES
安全への取組み
安全への取組み
基本方針
安全第一 ・ 品質第二 ・ 生産第三 (働く人の安全と健康を守る)
エフピコアルライトでは働く人の安全を最重要課題の一つとして認識しています。KYT活動やリスクアセスメント、各種安全衛生パトロール等の安全衛生活動に加え、安全文化構築のためのプロジェクト活動や、『止める・呼ぶ・待つ+危険予知(KY)』ルールの徹底など、独自の取組みによる労働災害の撲滅と安全意識の向上を進めています。
安全衛生活動
- KYT活動/災害事例教育活動/ヒヤリハット活動
- リスクアセスメント(潜在的リスクの洗い出しと対策実施)
- 相互注意の推進
- 産業医・安全衛生コンサルタント・安全管理者・衛生管理者による職場巡視/自部署安全パトロール
- 避難消防訓練の実施
- 安全衛生に関する意見の吸い上げと対応検討・審議
- 化学物質ばく露低減措置の意見の吸い上げ
- テレマティクスによる運転管理と指導
- 安心カメラによる安全衛生管理と指導 等
安全文化の構築
2023年10月に安全文化構築プロジェクトを立ち上げました。
従来のトップダウンの指示系統による統制的な組織マネジメントから、社員一人ひとりがお互いに支援・支持し合う創発的な組織へ変革することで、安全を強く意識した組織文化を構築することを目的に活動を行っています。
ー 人間志向なマネジメント
管理職者が『傾聴』・『共感』・『アサーティブなコミュニケーション』を重視した人間志向なマネジメントを学ぶことで心理的安全性の確保された職場作りを進めています。
ー プロジェクトチームによる改善活動
現場から選ばれたプロジェクトメンバーが自分達の職場の課題についてテーマ設定し、論理的手法を用いた原因分析と実行計画の立案、解決を行うことで創発的な人材の育成と職場の活性化に取り組んでいます。
『止める・呼ぶ・待つ+危険予知(KY)』ルールの徹底
労働災害事故を撲滅し、全社員が安全に働くための最重要ルールとして『止める・呼ぶ・待つ+危険予知(KY)』ルールを制定しています。止める・呼ぶ・待つの中でも支障の起こりやすい“呼ぶ” フェーズに必要な、簡単かつ迅速に責任者の呼び出しが行えるアンドンシス テムの導入の他、全社員にグループディスカッションを交えた社内研修を行うなど、ルール遵守のための環境構築や社員教育に取り組んでいます。
『止める・呼ぶ・待つ+危険予知(KY)』
4つのフェーズ
止める
作業と機械の稼働を即座に中止します。
呼ぶ
責任者を呼び、作業に関わる全員を集めます。自身が責任者の場合は、第三者を呼んで安全を確認します。
待つ
責任者の指示があるまで待ちます。異常が解消されたとしても、勝手に判断せずに責任者の指示を待つことを徹底します。
危険予知(KY)
作業前に危険予知(KY)を行い、トラブル解消時や復旧時の危険を洗い出し、全員で共有します。
ストレスチェックと高ストレス者低減への取組み
全社員を対象にストレスチェックを実施し、自身の心の状態への気付きを促すことでメンタルヘルス不調を未然防止します。希望者には産業医面接や外部機関による対面カウンセリングなどのサポートを行うとともに、集団分析結果に基づき、物理的環境から人間関係に至るまでの包括的なアプローチで心の健康に配慮した職場改善に取り組んでいます。
ー ストレスチェックとサーベイ
毎年9月に社員のストレスチェックを行う他、定期的にサーベイを実施することで職場環境の現状把握と隠れた課題の顕在化を図ります。
ー 実働時間の削減
ストレスチェックの集団分析結果から総労働時間とストレス反応の関係に注目し、社員一人ひとりの年間実働時間の予測を行い、各部署で業務改善等による実働時間の削減に取り組んでいます。
ー メンタルヘルス不調者へのケア
休職者へのケアとして、エフピコグループ共通の職場復帰支援プログラムに則し、産業医・保健師・上司・人事が連携して休業から安定復帰まで継続的にサポートします。試し出勤や勤務形態の変更、復帰する職場の受け入れ態勢の整備など、個々の 状況に寄り添います。また、管理職者へはラインケアによるメンタルヘルス不調の早期発見・早期ケアと、メンタルヘルス不調者への理解の浸透や啓発活動も行っています。
安全衛生教育一覧
各種法定教育や従事する作業や環境、役職に応じた安全衛生教育を行っております。
一覧はこちら
- 雇入時教育
- 危険体感教育
- VR体感教育
- 有機溶剤作業従事者教育
- 騒音作業従事者教育
- 安全管理者選任時研修
- 職長教育
- 職長能力向上教育
- その他法定教育
- エネルギー管理委員/ 安全衛生推進者/ 防火管理者/ 特管管理責任者/ 危険物取扱者保安講習/ 保安規定安全教育 等
- 危険予知能力向上教育
- 安全管理講習会
- 衛生管理講習会
- 安全運転管理者講習会
- 安全DVD研修
- 熱中症予防教育
- SDS教育
- 産業医衛生講話
- 作業主任者技能講習
- 有機溶剤作業主任者/ 特化則作業主任者/ 乾燥設備作業主任者 等
- その他技能講習
- フォークリフト/ 玉掛け/ 圧力容器/ ボイラー/ 床上クレーン/ 高所作業車 等
- 特別教育
- アーク溶接/ 床上クレーン/ 研削砥石/ 低圧電気/ 墜落制止用器具/ 産業用ロボット 等
- けんこうセミナー
- 睡眠× 健康/ 生活習慣病予防/ 腸活セミナー/ ヨガ&ストレッチ/働く女性が知っておくべき心身の不調との賢い付き合い方/ 睡眠と栄養・睡眠とメンタルの関係/ からだのトリセツ講座 等
各講習風景
避難消防訓練
危険体感教育
床上操作式クレーン特別講習
QUALITY
INITIATIVES
品質への取組み
品質への取組み
基本方針
私たちは、お客様に喜びと安心をお届けします
品質マネジメントシステムに従った品質保証活動を基盤とし、各種検査装置の導入による高精度な不適合の排除の他、製品品質の見える化・数値管理にも積極的に取り組んでいます。
品質マネジメントシステムの運用
3つの項目を軸に品質マネジメントシステムを運用しています。
QC工程表による検査基準の明確化
各工程で品質基準を明確化した生産体制を構築しています。
品質リスクアセスメントによる品質不良防止
年4回、定期的に品質リスクアセスメントを行う他、設備更新時などの品質に影響を与える変化点での実施で品質不良を予防します。リスクアセスメント方法も継続的に見直しを図り、リスク抽出のための改善を行っています。
測定機器の管理・校正・維持
測定機器に当たるもの全ての管理場所を明確にし、定期的な校正を実施しています。
検査装置の積極導入による品質管理
検査員のスキルに左右されやすい検査工程を高精度な検査装置で行うことで、人に依存しない安定した品質を保証します。
ダンボール事業 | ||
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全数外観検査 | 画像検査装置 | |
異物検査 | 金属検出機 | |
枚数検査 | 結束枚数検出機 |
フィルム事業 | ||
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全数外観検査 | 画像検査装置 | |
製品良否の判断 | AI画像検査装置 |
技術の見える化・数値管理
フィルム製造の品質は長年、熟練者の積み重ねた知識と経験に支えられてきました。当社では熟練者が持つその感覚を客観的に把握し、誰もが再現できるように“見える化” を行っています。そして見える化で得られたデータをもとに、今まで経験で判断されていた品質基準を数値に落とし込み、更なる高品質なフィルムの安定供給に努めています。
社内での分析調査・製品評価
製品に付着した異物などを社内で分析し、特定することで異物混入の防止を図っています。更に、強度や滑りを測定する設備を保有しているため、ダンボールやフィルムの品質評価を社内で行うことができます。これにより、製造条件の変更などに左右されない安定した品質を保っています。